エクステリア工事で目隠しフェンスを取付ける、3つのポイント
エクステリア工事で目隠しフェンスを取り付ける!3つのポイントを紹介
自宅に目隠しフェンスを取り付ければ、プライベートな空間を構築できます。庭でゆっくりとくつろいだり、友人を招待してお茶を楽しんだりできるでしょう。そこで今回の記事では、エクステリアで使用する目隠しフェンスの選び方についてご紹介します。3つのポイントに分けて詳しく解説していますので、目隠しフェンスの設置をお考えの方は参考にしてください。
目隠しフェンスのデザイン
目隠しフェンスを設置する際にはデザインを選定しておくとよいでしょう。ここではおすすめの、4つのデザインの特徴をご紹介します。
ボーダータイプ
ボーダータイプは横格子とも呼ばれることがあります。ボーダータイプの特徴は庭が広く感じられることです。格子が横に伸びると、視覚効果によりゆったりとした印象を与えます。コンパクトな庭にフェンスを設置する際にはボーダータイプがおすすめです。
また、ボーダータイプのフェンスはポップなイメージを与えます。カジュアルな雰囲気にしたい方にはストライプタイプよりもボーダータイプの方がよいでしょう。
ストライプタイプ
ストライプタイプは縦格子と呼ばれることがあります。ストライプタイプの特徴は掃除がしやすいことです。ボーダータイプの場合にはホコリや砂利などの汚れが格子に付着しやすいのですが、ストライプタイプなら汚れが付きにくいので手入れが簡単でしょう。
ストライプタイプは洗練された印象を与えるため、スタイリッシュな住宅を構築したい方におすすめです。また、歩行者や車などの動きのあるものからの目隠し効果が高いため、幹線道路沿いや人通りのある場所にフェンスを取り付けたいときに適しています。
スリットタイプ
スリットタイプとは縦方向に細いスリットラインが入ったフェンスのことです。ボーダータイプやストライプタイプは隠すことを目的としていますが、スリットタイプは庭や玄関を美しく見せるという役割があります。おしゃれな庭を構築したい方におすすめです。
和風タイプ
和風タイプとは竹垣や木目調の素材を用いたフェンスのことです。純和風の庭やモダン和風の庭のフェンスに適しています。和風タイプには天然の素材を使用したタイプと樹脂製の素材を使用したタイプの2種類があります。
目隠しフェンスの高さを決める
フェンスのデザインを選定したら、高さを決めましょう。フェンスの高さは、設置する場所によって異なります。ここでは、道路との境界に設置する場合と隣地との境界に設置する場合の高さをご紹介します。
道路との境界に設置するとき
道路との境界として目隠しフェンスを取り付けるときには、フェンスの高さと敷地の高低差を2m以上にするとよいでしょう。たとえば、敷地が道路よりも50cm高い場合には150cm以上のフェンスを設置します。
隣地との境界に設置するとき
隣地の境界として目隠しフェンスを取り付けるときには、フェンスの下部分に隙間を作るのがおすすめです。フェンスの全体を隠すと圧迫感があるため、目線を感じない場所には隙間を設けましょう。1.8mのフェンスを取り付ける場合には、0.8m以下の部分に隙間を設けます。
ただし、家族の身長によって高さの感じ方は異なります。成人男性の場合には160cmが目線の高さですが、成人女性の目線の高さは140cmです。また、子どもの目線の高さは100cmで、大人の目線よりも低くなるので注意しましょう。高さを決める際には、フェンスの設置に詳しい業者に相談しておくのがおすすめです。
目隠しフェンスの素材を選ぶ
フェンスの高さを決めたら素材の選定をしましょう。ここでは、3つの素材の特徴について詳しく解説します。
アルミ製フェンス
アルミ製フェンスの特徴は耐久性の高さです。アルミはサビや腐食に強いため、定期的な手入れをすればきれいな状態を保てるでしょう。また、アルミ製フェンスにはアルミ形材とアルミ鋳物の2種類があり、デザインに合わせて好きなタイプを選べます。
一方で、アルミ製フェンスや金属特有の雰囲気が残るため、和風やモダン和風などのデザインには合わせづらいというデメリットがあります。
樹脂製フェンス
樹脂製フェンスの特徴は本物の木のような質感です。プラスチックの樹脂と木粉を混ぜており、自然の温かみを感じられるでしょう。また、樹脂製フェンスは腐食しないため、防腐剤を使用しません。害虫の影響やひび割れなどの心配がなく、手入れがしやすいでしょう。
スチール製フェンス
スチール製フェンスの特徴は価格です。アルミ製フェンスよりも価格が安いため、コストパフォーマンスを重視される方におすすめです。衝撃に強く、ボールが当たっても衝撃を吸収します。
一方でスチール製フェンスは網目状になっており、目隠しの効果は低いでしょう。効果を高めるには植物やハンギングバスケットなどを利用するとよいでしょう。
まとめ
プライバシーに守られた住宅を構築するには目隠しフェンスが欠かせません。エクステリアの工事をする際には目隠しフェンスの設置の有無を検討するとよいでしょう。目隠しフェンスには4種類のデザインがあるため、慎重に選ぶことをおすすめします。
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